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登録日:2024年07月20日

ラストスパート!社労士試験直前の1ヶ月間にするべきこと
2024年度の社労士試験までついにあと1ヶ月となりました。

本記事では、社労士試験直前の1ヶ月間でやっておきたい5つのことをまとめています。
ラストスパートの勉強に役立てていただければ幸いです。

①テキストの復習

試験直前には新しいテキストは購入せず、これまで学習してきたテキストを復習することが大切だと聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。
これまで勉強してきたテキストには、マーカーや書き込みなど自分の苦手な論点がどこかわかるためのヒントが盛りだくさんのはず。

反対に、普段から講義を聞いてテキストに書き込みをする・問題を解いて間違えた箇所はテキストにもマーカーを引いておく、
など意識しておくと直前期の復習に役立ちます。

知識量が足りているのか不安になり新しいテキストに手を出したくなりがちですが、
ここは我慢してまずは手持ちのテキストの中から苦手な論点を固めていきましょう。

時間が許せば、特に苦手な科目については学習を一通り終えた今の状態でテキストを通して読んでみると、改めて全体像が見えて理解が深まることもあります。

②模試・予想問題

問題を解く時間配分の練習のため、当日の雰囲気に慣れるためにも模試は受けておくことをおすすめします。
大手予備校の模試だと合格可能性や全国の受験生の中での順位も出るため、実力を試す機会にもなります。

ただ、模試の結果が悪くとも落ち込む必要は全くありません。
模試で間違えた論点は本試験でも間違える可能性が高かった論点。事前に模試で間違えることにより、
本番までに復習できる良い機会になったと前向きに捉えましょう。
間違えた問題は正解できるまで何度も解き直すことで、試験までに実力をワンランクアップすることが可能です。

模試の申し込み期限が過ぎてしまっている場合は、代わりに書店で販売されている予想問題集を解くこともおすすめです。
自宅で解くため試験会場の雰囲気を感じることはできませんが、模試と同様に本試験と同じ構成になっているため時間配分の練習や力試しにはなります。
模試を受けた場合と同じように、間違えたところは正解するまで何度も解き直して知識を定着させることが大切です。

各種予備校から予想問題集が発売されていますが、たくさん解いて解きっぱなしになるよりも試験までに復習を完了できる量を解いてしっかり知識を身につけることが重要です。

③暗記系の詰め込み

条文や細かい数字など、まだ覚えきれていない部分はラストスパートで詰め込みを。

直前期に新しいテキストの購入はおすすめしないと前述しましたが、特に暗記すべきことが多く難問・奇問も多い労一・社一については苦手な部分がまとめられている薄いテキストを買っても良いかと思います。

おすすめしたいのは社労士受験生向けの雑誌です。毎月発行されているものですが、月によって白書・統計だけをまとめた回や労一・社一のポイントをまとめた回があり、苦手なものを選んで購入しやすいです。持っているテキストでは情報が少ない場合やうまくまとまっておらず覚えにくい場合には書店に見にいってみてください。

「試験直前に見ていたところが偶然出題された」ということもあるので、直前まで諦めないで。
試験当日に最後に覚えたいことを1枚の紙にまとめて試験会場に持っていくのもおすすめの方法です。

④体調管理

昨年度は新型コロナウイルスの流行から、風邪症状や37.5度以上の発熱がある場合は受験を控えるよう案内が出されています。
今年度は同様の情報は出ていませんが、体調不良時は受験を控える方がほとんどかと思いますし、
受験したとしても実力を発揮することが難しいです。

体調不良でここまでの努力が水の泡になるのは絶対に避けたいですよね。
直前期に焦る気持ちはよくわかりますが、食事をきちんと摂ること・睡眠時間を削り過ぎないことを意識して万全の体調で挑みましょう。

⑤試験会場への道順確認・持ち物の準備

社労士試験は1分でも遅刻をすると試験を受けることができません。
試験会場への電車の乗り換え、会場に着くまでにかかる時間を事前によく確認しておきましょう。

前日から宿泊して受験する場合はホテルの手配も忘れずに。
8月は夏休みシーズンのため、直前になるとアクセスの良いホテルの予約が埋まってしまっている恐れもあります。

また当日の持ち物も早めに用意しておきましょう。とくに鉛筆・シャーペンや消しゴムは社会人になると普段は使わない方も多いのではないでしょうか。鉛筆の芯は丸くなっていないか、シャーペンの芯は十分にあるか、買いに行く余裕があるうちに確認しておくと安心です。

まとめ

本記事では、社労士試験の直前1ヶ月間でやるべきことをまとめました。

泣いても笑っても試験まで残り1ヶ月。とはいえ、働きながら受験する方もまとまった時間が取れる土日祝日だけでもまだ10日以上あります。

最後まで諦めず、受験生の皆様が悔いなく実力を発揮できるよう祈っています。