登録日:2023年03月24日
社労士事務所への転職準備③ 転職を成功させる職務経歴書の書き方
社労士事務所への転職を成功させる職務経歴書の書き方として、先ずは広く一般的な注意点を押さえ、加えて専門性の高い業務が行われている社労士事務所で何が求められるのか明確にして作成を進めることがポイントとなります。職務経歴書を作成する上での基本的なポイントは複数ありますが以下、特に注意しましょう。
職務要約
職務経歴書の冒頭部分となりますので、選考人数が多い時など、この部分の出来次第で採用担当者は見切りをつけることがあります。職歴のあらすじと捉え、分かりやすく250文字程度にまとめてみましょう。
職務経歴
在職期間、 会社名、 規模、自分が行った業務内容、実績を記載します。業務内容を記載する時は担当顧問先数や担当先の業種、使用していた労務管理システム名を記載すると具体的な内容となります。また実績を記載する時は、例えば労務管理関連業務なら給与計算や社会保険手続き等の担当社数(●~●社)、処理人数(●~●人)、申請件数(●~●件)など具体的に数値を入れるようにすると採用側も経験値、処理能力など事前に把握しやすくなります。社労士事務所の求人票には、担当者数や処理人数等の目安が記載されていることが多いので数値は必ず入れるよう心掛けてください。一般企業で給与計算や社会保険手続きなどの労務管理業務や社労士事務所での経験がある方はアピールしたい部分に太字を使うと良いでしょう。
資格・スキル
資格の項目では、社会保険労務士資格はもちろんのこと、人事・労務に関連する資格は出来る限り書きましょう。スキルの項目では、PCスキルとしてExcel・Wordは必須、特にExcelはピボットテーブル・V-Lookup・IF関数・VBAなどの関数・マクロ等に関する知識がある旨は加えた方が良いですし、PowerPointでのプレゼンや研修資料の作成経験があればその旨を記載しておきましょう。使用経験のある給与ソフト等があればこちらも記載してください。
自己PR
文章または箇条書きで記載します。箇条書きの場合は3つほど、文章の場合は5行以内が目安です。ご自身の言葉で強みやアピールポイントを記載してください。この項目で人柄などが見えてくることもあるため、極力自分の言葉で書くことをおすすめします。
採用担当者の立場に立って作成する
採用担当者は様々な業務をこなしながら応募書類に目を通しています。素晴らしい経歴でも、ただ羅列するだけでは興味を持ってもらえません。文章を出来る限り要約し、見出しや箇条書きにする、強調したい部分は太字にするなどの工夫が必要です。
最後に必ず採用担当者の立場で読み返すことを忘れないようにしましょう。書類選考を通過したら面接です。面接では職務経歴書を基に質問をされることが多いため、自分が書いた内容が質問になることを頭に入れて作成するとスムースに答えることが出来るようになります。
最後に必ず採用担当者の立場で読み返すことを忘れないようにしましょう。書類選考を通過したら面接です。面接では職務経歴書を基に質問をされることが多いため、自分が書いた内容が質問になることを頭に入れて作成するとスムースに答えることが出来るようになります。
まとめ
今回は社労士事務所への転職を成功させる職務経歴書の書き方についてまとめました。作成した職務経歴書の出来具合に自信がもてない場合、添削してほしいとお考えの方は転職エージェントの利用も検討すると良いでしょう。書類通過率が格段に上がるはずです。