登録日:2023年03月05日
社労士事務所への転職準備② 転職を成功させる履歴書の書き方
履歴書や職務経歴書などの求人応募書類は応募先ごとに用意しなければならず、応募先によっては自筆での履歴書提出を求めることもあり、求職者にとっては負担がかかります。せっかく時間をかけて準備した書類が採用担当者へマイナスなイメージを与え、書類選考でNGとなり、面接へ進めないというような事態を防ぐため、社労士事務所への転職に際し、書類選考通過率を上げる履歴書の書き方について解説します。
誤字、脱字に注意する
社労士業務は労働保険・社会保険の加入・脱退手続や就業規則の作成や改訂、従業員名簿の作成など帳簿書類の作成、人事・労務問題についてのコンサルティング業務などが中心であり、企業経営や従業員の生活への影響度が高い業務であるため、正確な書類作成能力や迅速な処理能力が求められます。そのため採用担当者は採用した場合に重要な業務を任せられる経験を有しているか、社労士資格や労務に関する資格をもっているかという点はもちろんのこと、基本的なビジネスマナーが守られているか、誤字、脱字がなく正しい履歴書の書き方が出来ているかどうかといった観点からも履歴書をチェックしています。
正しい履歴書を書く上での注意
正しい履歴書を書く上で些細なことですが注意したいのが、フリガナとひらがなの使い分けが出来ていない、履歴書の提出日は和暦で記載しているが、学歴や職歴は西暦で記載しているなど西暦と和暦が統一されていないという点です。また以前、PCで作成した履歴書を使いまわす際にも提出日や志望動機が他社へ応募した時の内容となっていないか、手を抜かずしっかり確認しましょう。こういったことは社労士業務で扱う書類や資料の作成の場面についても共通するので、採用担当者が「記入すべき内容を把握せず作業を進めてしまう人材なのか」という判断を下してしまうことになりかねません。
自己アピールはしっかりと
社労士事務所へ提出する履歴書で着目されるのは社労士資格の有無や社労士に関連する領域での業務経験です。社労士資格をもっていなくても、人事労務の関連する実務経験はあるのであれば職歴欄にただ単に企業名だけを記載するのではなく、人事部や総務部に配属され、そこにおいて採用業務や給与計算、または労務手続きに関わった経験があると明確に記載(詳細は職務経歴書で記載)する方が採用担当者に興味をもってもらえる可能性がぐっと上がります。履歴書においてもしっかり自己アピールしましょう。
まとめ
今回は社会保険労務士事務所への転職準備として、履歴書の書き方について解説しました。
正しい履歴書を作成、提出することにより、採用担当者へ正確な処理能力や社労士業務に対する適性をアピールして内定獲得への第一関門である書類選考を通過しましょう!
正しい履歴書を作成、提出することにより、採用担当者へ正確な処理能力や社労士業務に対する適性をアピールして内定獲得への第一関門である書類選考を通過しましょう!